中国インターネット事情

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ナスダックに上場している中国ネット企業でも不調なところもある。オンラインゲーム会社

4月19日、オンラインゲームの運営と開発の会社“第九城市”(Nasdaq:NCTY)(www.the9.com)は2009年の財務報告を発表。4.1億元の損失より、“第九城市”は中国のインターネット上場企業の中で唯一の赤字会社になった。    

“第九城市”の2009年の総売上は7.61億元。しかし、この収入は会社の巨大な運営費用を支えることができず、最後には巨額の赤字となった。

“第九城市”が巨額の赤字となった最大の原因は、ゲーム《魔兽世界》中国での運営権利を失った後、十分な収益を獲得できる新しいゲームを開発することができなかったことだとアナリストは考えている。

去年最後の四半期から、“第九城市”は買収、合併、投資などの方法でこの問題を補うことを始めた。“第九城市”の自主的の研究・開発はすでに“収穫階段”に入ったと理事長朱駿が表した。しかし、いつ利益が上がるかについて、彼は明確な回答をしなかった。 

2009年12月31日時点での“第九城市”の持つ現金および現金等価物の総額は16.75億元で、2008年の21.53億元より低くなっているという。