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百度のCFO李昕晢が、世界最大のタバコメーカーの取締役になる?

米証券取引委員会の公式サイト情報によれば、世界最大の煙草会社フィリップモリス(Philip Morris 菲利普莫里斯)は、百度CFO李昕晢を社外取締役に推挙していることがわかった。

もし決定すれば、李昕晢はS&P 500指数(スタンダード&プアーズ500株価指数)企業の取締役になる4番目の中国人ということになる。

フィリップモリスは、きたる5月12日に株主総会を開催し株主の議決によって李昕晢を取締役会に参加させるかを決定するという。


世界的に喫煙への風当たりが強くなり喫煙者が減少していくこの時代に、世界中の喫煙者の1/3が中国人と言われる中国市場は魅力的である。

このように大きな市場をもつ中国であるが、中国国内企業が十分に強力なので外資系のタバコ会社があまり浸透していない状況だ。

今回の百度CEOの社外取締役就任は、タバコと食品でさらに中国へ進出しようとする意欲の表れだと思われる。