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ギリシャは中国の影響下の元に再生する?

ギリシャ国民投票で財政健全化案にNOを突きつけた。 こんなビンボー暮らしはもう嫌だ! とハッキリとキッパリと意思を示したわけだ。 いかにもギリシャらしい。

2013年にギリシャを訪問したとき、すでにギリシャ粉飾決算発覚後だったが、そのやる気の無さには中国人も驚いていたようだった。 普通に考えると経済危機だから、少しはがんばろうとか、仕方ないとかいう話になると思う。

例えば、日本に中国人がやってきて、爆買をしているけど「おもてなし」の精神で、売り手は結構親切丁寧に対応していると思う。 経済危機になっていないのに、渋谷のマツモトキヨシとか、夜10時すぎに行ってもやっていた。

が、ギリシャがすごいのは、確実に沢山買ってくれる爆買い中国人が店に来ても、定時(夜6時)で店を閉めて客を追い出すとか。。まるでやる気がない。 ある意味カモに近い人々なのに。

私が見た時には、4人くらいの中国人が店に居たのだけど、皆追い出されて唖然としていた感じだった。 当然筆者も追い出された。経済危機などどこ吹く風だ。

経済破綻後、中国が来るとしても、このやる気の無さ。働いたら負けに対応できるのだろうか。 EU式のスパルタ教育でも直らずに、国民投票で駄々こねているわけだし。

中国の強みは、資金だけでなく、経営者、労働者、顧客と、人も送り込んでくるところで、中国が手を出せば間違いなくギリシャは好景気になるとおもう。 サントリーニ島は第二海南島。ミコノス島は第三海南島とかになって、中国人の保養地に。これは、今でもそんな感じだし。

ただ、景気が良くなっても、ギリシャ人が幸せになるかは別で、3K職場へ追いやられるのではないだろうか。 普通の仕事で勝負したら中国人の勤勉さには到底勝てないだろうし。